みなさんこんばんは、岡本せいしです。
いよいよ本日は立候補予定者説明会が行われ、私も参加してまいりました。
えっとですね、めっちゃ人おりましたわ!
この前新聞で定員を5,6人超過…って書いてたんですけど、今日のNHKのニュースでは54人、つまり15人超過の仁義なき戦いになると報道されていたようです。
頭映ってたで!
と、友人から連絡ありました。
厳しい戦い…。
気合い入りますわ!!
さて、本日のテーマです。
ほとんどの市町村は借金を抱えながら、それぞれの地域の政治家が必要な取り組みを行っているわけですが、とりわけ奈良市には1900億円を超すばく大な借金があり、他の市町村よりも危機的な財政状況に陥ってしまっているということは、以前のブログで申し上げました。
(奈良市の借金とはすなわち、奈良市民が抱えそして返さないといけない借金ということです。)
全体ではイメージしにくいかもしれませんので、イメージできる額でお伝えすると、
一世帯当たりで約170万円のお金を支払えば、借金がなくなるということなんですね。
(払えるか!)
ということで、強烈な借金を抱えた奈良市をこれからどうしていくのかって話です。
まぁ普通に考えて、家庭でもそうですが借金は無いほうが良いに決まってます。
(当たり前や。)
でも、こんな額いきなり全部返すのは不可能です。
といっても返さないでほっておくと、昔話題に上がった「夕張市」のようにいつか財政破綻してしまうかもしれません。
だから、少しずつ長い期間をかけて借金を返済(負担は私たち市民)していかなければならないのです。
ただこの、「少しずつ」というのが曖昧なんですよね。
1年に1億円ずつ返していくと、1900年かかるんです。(待てるか。)
10億円ずつでも190年。
途方もない話ですよね。
そして集める税金が減ったり、今回のようなコロナ禍で支出が増えることもあり、いつも一定で返却することは不可能です。
その結果、私たちはよくても次の世代、またその次の世代がこれまでの借金を背負いながらほとんど行政からのサポートを受けられないまま暮らしていかなければならない未来が、このままではやってくるかもしれません。
だからこそ、政治に携わる人間は危機感を持って、批判を恐れずに様々な事業にかかる支出を見直して、削減できるところは少しでも削減しようとする姿勢が必要になってくると考えています。
(今の奈良市政にその覚悟が…あるのかな?)
ただ先ほども少し書きましたが、借金を返さないといけないのは分かるけど、返済にたくさんのお金を割けば割くほど私たち住民が受けるサービスは加速度的に下がっていきます。
ちなみに破綻後の夕張市を例にとれば、
①市民税や固定資産税、水道代やごみ処理料などのありとあらゆるものの値上げ。
(すこしでも借金を返済するため)
②市の職員数の半減。
(支出(人件費)の削減。一人の仕事量は倍に。)
③3校あった中学校を1つに。6校あった小学校を1つに削減。
(経費、人件費の削減。)
など。これはあくまで一例で、他にもまだまだあります。
奈良市はまだそこまでの状況ではありませんが、だからといって安心はできません。
でもそうやって色々我慢していかないと、奈良市もやばいんじゃないの?
…はい。確かにその通りです。
だから、そのために政治家がいるんです!
今までかけすぎていた部分の費用を見直して、必要な箇所に予算をかける。
100点ではないかもしれないが、「今」と「未来」を天秤にかけながら本当に必要な事業に予算をつけていくのが、政治家がすべき仕事なんです。
しかし、前回の奈良市長・市議選挙のあとも、ほんとにこの予算いるの?
なんでこれにここまで金かけてるのに、ほとんどの政治家は何も言わないの?
そんなことが山ほどあります。
この4年間だけで。
この奈良市の現状においては、無駄に使われてしまっているお金を本当に必要な、かけるべきところに使っていくだけでも、奈良の未来はもっと明るくなります。
(ここも詳しく書いたら文量が増えすぎるので、後日別のテーマで必ずお伝えします。)
ということで私の考えとしては、
①借金は確実に減らしていく必要がある。
②だからこそ全員が完璧に満足できる取り組みは出来ないかもしれない。
③しかしながら不必要な予算が少なからず存在するので、その予算をもって未来への投資を行っていく。
ザクっとまとめるとこのようになります。
…当たり前やんけ!
そんなん誰でも分かるねん!
という声が滝のように聞こえてきそうですが…。
ただ、こんな当たり前のことを出来ずにほったらかしているのが今の奈良市政なんですよね。
(ほんと、情けないし腹立たしい。)
ですので、普通の市民が思う当たり前を、当たり前に取り組んでいく。
それを実現するためにも、しっかりと引き続き頑張ってまいります。
本日も長くなりすぎてしまった…。
(書きたがりか!)
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また。
岡本せいし
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