奈良市の財政って、実際どうなの?
- okamon111
- 2021年5月7日
- 読了時間: 3分

みなさんこんばんは、岡本せいしです。
段々とあたたかい日が増えてきましたね。
この写真、何処か分かりますか?
スグに分かったアナタには、奈良市大好き検定2級の称号を差し上げます。
(なんの話や)
さて、本日のタイトルですね。
「奈良市の財政って実際どうなの?」
です。
財政というと少し難しいかもしれませんが、収入と支出のバランスちゃんととってるの?というお話です。
これ、実は気軽に調べようと思っても意外と難しいんですよね。
(もしかしたら私だけかもしれません。博識のみなさますいません。)
奈良市のホームページ見てもめちゃくちゃごちゃごちゃ書かれててどう見たら良いのかいまいち分からないし、市民だより見たらほんとにザクっと書かれてるだけだし…。
(しかも市に肯定的な形で載せてるので判断しにくいですし。市民だよりだから当然ですが。)
そして借金にも国が立て替えてくれるから返さなくていいお金もあったり、何を基準にするかで指標も変わったりするので、確実な部分だけをここではお伝えしたいと思います。
まず奈良市のお金事情ですが…、1900億円の借金があります!
これは、奈良市(ということは奈良市民)が必ず返さなければならないお金です。
1900億円。この額をみなさんはどう思いますか?
私はですね、規模がデカすぎてよく分かりません!(苦笑)
この額だけ聞くと訳分からないですし、自分の実生活と結び付けるにはいささか無理があるんですよね。
(第3のビールが主戦場の私には億とか言われてもとイメージが出来ないんです。汗)
ですが、よくよく落ち着いて考えると、奈良市(奈良市民)が借金を完済しようと思うと、一世帯あたりでいえばなんと170万円のお金を負担する計算になるんです。
これ、やばくないですか?
奈良市民から集めた税金では足りないから、税金+1900億円も借金を積み重ねて奈良市はまちづくりを行ってきたわけなんです。
うん。さぞかしめちゃくちゃ暮らしやすいまちなんだろうなー。(←棒読み。)
でも、国だって何百兆円とか借金抱えてるし、他の市町村だって借金あるし、奈良市だけじゃないんだから大丈夫でしょ。とか思っているそこのアナタ!実は奈良市の財政の悪さって、他とは比にならないんですよ。
全国には1500を超える市町村がありますが、その中でも人口20万人以上を抱える約60の中核市に奈良市は位置していますが、この中核市の中で毎年財政状況ランキングで最下位争いを続けています。
また、都道府県の県庁所在地を有する47の市の中でも最下位争いの常連です。
あげくの果てには、昨年に奈良県から財政状況が特に悪いということで、重症警報を発出されて早期の借金返済を名指しで促されてしまいました。
今はこの借金の重みを肌で感じる機会はあまりないかもしれませんが、近い将来必ずこの膨れ上がっている1900億円の借金が奈良市民の生活を圧迫してくることは、想像に難くありません。
「ここに生まれただけやのに、何で僕らがしんどい思いせなアカンの?」
将来の子ども達に希望ではなく絶望を遺すような大人にならないためにも、危機感を持って過ごさないといけないのでないかと私は考えております。
じゃあどうするねん。という私自身の想いについてはまた後日。
(長くなってしまったので。)
ある程度の量で読みやすくまとめられるように、頑張ります。
それでは、また。
今回もお読みいただきありがとうございました。
岡本せいし
Comentarios