みなさんこんにちは!
奈良市議会議員の岡本せいしです。
本日、奈良市議会において臨時の議会が開会しました。
以前より記事として投稿しておりましたが、新斎苑の建設にかかる土地取得において、鑑定価格を3倍も超える金額で契約したことに対して、司法の判断がくだりました。
結果は、3倍での土地取得は認めない。
差額を、地権者2名と市長の3名で支払いなさい。というものでした。
しかしこれで終わり。とはいきませんでした。
ザクっと説明しますね。
この結果を受けて臨時議会が開かれ、この支払いを求める権利を放棄しようとしているのです。
しかも、地権者2名には支払いを求めて、市長だけは支払いを認めないというものです。
理由は、利益を得たのは地権者2名で、市長は金銭を得ていないから。だそうです。
…いや、ちょっとよく分からないです。
利益を得たのは確かに地権者だけど、その提案をしたのが市長。だから、司法は地権者2名と市長の3名に責任があるとして支払いを命じたわけですよ。
やのに、
「僕はお金もらってないし、支払いません」
「あいつらお金もらったから、あいつらから支払わせます」
って、その論理がおかしいと思うの、私だけですかね?
本当にこのいわゆる「債権放棄」を行うことが正しいのか。
そして、市議会がどんな判断を下すのか。
また、議員一人ひとりがどんな信念をもって賛否の判断を行うのか。
奈良市民の皆さまはもとより、奈良市民以外の皆さまも、「議会」「議員」がどんな結果を導くのか、ご注視ください。
それでは本日もご覧いただきまして、ありがとうございました。
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