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【不登校に関する奈良市の取り組み】その①

  • 執筆者の写真: せいし 岡本
    せいし 岡本
  • 2021年11月17日
  • 読了時間: 2分

~実情と支援について~


10月の委員会でも取り上げさせて頂いたのですが、奈良市の不登校支援についてお知らせさせて頂きます。


長文になりますので、分けてお伝え致します。


今年度の統計で、不登校の児童生徒数は、全国においても奈良県・市においても上昇傾向にあることが分かりました。


不登校児童生徒については、その主たる原因をみても、「無気力や不安」、「生活リズムの乱れ」といった本人にかかる状況に起因するものだけでなく、「親子の関わり方」といった家庭に係る状況や「友人関係をめぐる問題」、「学業不振」など子どもによって様々です。

また、文部科学省が令和2年12月に、前年度不登校であった児童生徒に直接行った実態調査では、「学校を休んでいる間の気持ち」を問う設問で、「ホッとした・楽な気持ちだった」という回答が7割前後あったのに対し、「勉強の遅れに対する不安があった」も同程度あり、このことからも不登校児童生徒一人一人の気持ちの中でも、安堵感と不安感とが交差していることが読み取れます。

だからこそ、行政として一人一人に応じた支援を行っていく必要があります。


そこで奈良市では、適応指導教室として「HOP」「HOP青山」「WEB HOP」を運営して子ども達の実情に合わせたサポートを行っています。


「HOP」…学校に行きにくくなっている子ども達に対して、実態に即した心のケアを行いながら学習活動やグループ活動を行い、学校復帰や社会的自立を目指した支援を行う。

「HOP青山」…グループでの学びを苦手とする子どもたちに対して、学習活動だけでなく、体験活動を多く取り入れ、自分で自分の学びを創る場として運営している。今年度新たに公設フリースクールとして運営を開始。

「Web HOP」…家から出にくい子どもに対して、オンラインによる教材の提供と、支援員とのオンラインを通してのコミュニケーションを行う。


「学校に行く」→「学校に行けない」→「不登校」

ではありません。

学校以外にも、それぞれの子ども達の実情に合わせて、「学びの場」を奈良市では準備させて頂いております。

もし、自分が、そしてご家族の方が、「学校に行きにくい」と感じられている時には、様々な支援、そして子どもの実情に合わせた「居場所」がありますので、ぜひともお一人で悩まずに、教育相談窓口(0742-93-8199)へとご連絡ください。


いきなり電話は…。と、お思いの方は、私岡本にご連絡頂ければ間を取り持たせて頂きますので、遠慮なくお申し付けください。


また、もうちょっと分かりやすく教えてくれ!とのご意見があればご説明させて頂きますので、そちらもあわせて遠慮なくご連絡ください。


こんだけ長いのに、次回に続きます。

すいません。

 
 
 

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